変動型と固定型がある住宅ローンの金利

今は都心の賃貸に住んでいるけれども、いずれは都心で分譲マンションを、と考えられている人には住宅ローンの現状は最大の関心事と言えるでしょう。住宅ローンのような高額ローンには借入先によって民間融資と公的融資に大きく分けられます。民間融資と呼ばれるものの中でまず挙げられるのが、借入先として都市銀行、地方銀行はじめ信託銀行などの銀行から受けられる融資。大手銀行に限らずほとんどが銀行で住宅ローンは扱われており、その融資に際しての条件も各行で基本的には異なると考えておいた方が間違いありません。それではもう少し詳しく融資条件などを見てみましょう。基本的に購入予定の物件の担保価値や返済額などで各種タイプが提供されています。また融資条件として、一番気になる金利についての扱いは、「変動型」と「固定期間選択型」に大きく分かれているのが一般的です。また固定期間選択型のほか、全期間固定型といわれるタイプを提供している銀行もあるのでよくその辺は確認が必要です。変動型は、年2回金利の見直しが行われるのが一般的で、一方固定期間型は期間によるいくつかのパターンが通常は用意されています。融資先によっては、全期間固定型はじめ各種金利面での優遇措置が取られているものもあります。ただ、優遇措置については期間終了後一気に上がるものもあるので注意が必要です。いずれにしても、融資先で扱いも異なる、という前提と認識したうえで、返済に無理のない中で候補となるタイプをいくつか絞り、じっくり比較検討のうえ決めていくことが求められます。まさに一生に何度も訪れることの無い大きな買い物をするのですから、当然と言えば当然かもしれません。